MAI-Voice-2 / 声の同意とライセンス
MAI-Voice-2を使う前に確認する声の同意とライセンス
MAI-Voice-2のカスタムボイスは申請制で、Microsoftは「同意の確認がシステムのレベルで強制され、本番環境では承認・ライセンスを受けた声だけが合成できる」と説明しています。他人の声を勝手に似せて作る使い方は想定されていません。公開前に確かめる点をまとめます。
このページで扱うこと
MAI-Voice-2を使う、または公開する前に確認する「声の同意とライセンス」に絞ったページです。モデルそのものの紹介はMAI-Voice-2とはにあります。
公式発表に書かれている、声の扱いの決まり
- 声の複製の方式: 短い参照音声からのゼロショット生成で、公式は5〜60秒の参照音声を推奨しています。再学習やファインチューニングは不要とされています。
- カスタムボイスは申請制: Microsoft Foundryでカスタムボイスを作れますが、使うには申請フォームからの申し込みが必要と書かれています。
- 同意の確認: 公式は、同意の確認はシステムのレベルで強制され、本番環境では承認・ライセンスを受けた声だけが合成できる、と説明しています。つまり「他人の声を勝手に似せて作る」使い方は、仕組みの上でも想定されていません。
- 提供場所: Microsoft Foundryで提供され、VS CodeとDynamics 365 Contact Centerへの統合が進められていると書かれています。発表の「用途」にはCopilot、アプリ、機器、カスタマーサポート向けのブランド音声が挙がっていますが、Microsoft CopilotでMAI-Voice-2がすでに使えるという記載は見つかりませんでした。
- 対応言語: 本文は「15言語」としていますが、列挙されている言語・ロケールは18あり、数が一致しません。このページでは言語数を断定せず、使いたい言語が含まれるかを発表の一覧で確かめる前提にします。
- 書かれていないこと: 価格、電子透かしなどの出所表示の仕組みは、この発表には記載がありません。公開物にAI音声であることを示す必要があるかは、公開先の規約や契約で別に確認します。
出典: Microsoft AI「Introducing MAI-Voice-2」(2026年6月2日)/確認日 2026年11月2日
音声AIで分けること
- 読み上げ、翻訳音声、ナレーション、会話応答は確認点が違います。
- 本人の声に似せる用途、著名人風の声、顧客対応の自動音声は慎重に扱います。
- 商用利用や広告利用は、利用規約と素材の権利確認が必要です。
公開前チェック
- 誰の声に聞こえるかを確認します。
- 誤解を招く肩書き、公式風の説明、本人発言に見える表現を避けます。
- 視聴者にAI音声であることを示す必要がある場面を検討します。
Copilotと混同しない
- モデル名と製品機能を分けます。
- Microsoft Copilot、GitHub Copilot、動画生成や音声生成の話を混ぜません。
- 利用できる地域、プラン、時期は公式情報で確認します。
関連ページ
公式情報で確認するリンク
FAQ
- MAI-Voice-2はCopilotで使えますか?
- 公式発表で名前が挙がっている提供先は、Microsoft Foundryです。VS CodeとDynamics 365 Contact Centerへの統合が進められていると書かれていますが、Copilotで使えるという記載は確認できませんでした。
- AI音声は商用利用できますか?
- 一律に可能とは書きません。利用規約、声の権利、人物・ブランドの扱いを確認します。
- 有名人風の声を作ってよいですか?
- なりすましや誤認につながるため慎重に扱います。本人許諾や公開目的の確認が必要です。
- ナレーションなら安全ですか?
- 安全保証はしません。台本、声質、権利、公開先を確認します。