SharePoint / 2026年8月
SharePointのリストからCopilotでダッシュボードを作る
SharePointのリストから、Copilotがダッシュボードを生成できるようになりました。特徴は<strong>元のリストと繋がったまま作られる</strong>点です。これまでのように書き出して作り直す必要がなく、開くたびに最新の内容が反映されます。ExcelやCSVからも作れるとされています。
このサイトはMicrosoftやGitHubの公式サイトではありません。機能・料金・提供状況は変更される可能性があるため、重要な判断では公式情報も確認してください。
これまでの作り方と何が違うか
リストの内容を集計して見せたい時、これまでは次の手順が必要でした。
| これまで | この機能 | |
|---|---|---|
| 作る手順 | リストを書き出して、別の道具で作り直す | リストからそのまま生成する |
| 更新 | データが変わるたびに作り直す | 開いた時に元のリストから反映される |
| ずれ | 作り直しを忘れると古い数字が残る | 元データと繋がっている |
効くのは3行目です。書き出して作る方式では、更新を忘れた資料が古い数字のまま共有され続けます。元データと繋がっていれば、この種のずれが起きません。
向いている場面
すべての集計に向くわけではありません。次のような使い方に向きます。
- 頻繁に更新されるリスト — 作り直す手間が大きい
- 関係者が各自で見る — 誰かが更新する運用にしなくて済む
- 速報性が要る — 最新の状態を見せたい
逆に、時点を固定して残したい資料には向きません。「◯月末時点の集計」として保存したいなら、その時点で別の形に書き出す必要があります。開くたびに変わるものは、記録として使えません。
使う前に確認すること
元のリストと繋がるということは、リストの権限がそのまま効くということでもあります。共有する前に確認してください。
- 元のリストを見られる人は誰か — ダッシュボードだけを共有しても、元が見られなければ表示されない可能性があります
- 逆に、見せたくない列が含まれていないか
- 外部の人と共有する予定があるか
- 組織の設定で機能が有効になっているか
2番目に注意してください。リスト全体から生成すると、意図していない列まで含まれることがあります。共有する前に、表示されている項目を確認してください。
作った後にすること
生成された内容は、そのまま使わずに次を確認してください。
- 集計の条件 — 何を数えているか。除外されている行がないか
- 合計が元のリストと一致するか
- 空欄や表記ゆれの扱い — 同じ項目が別扱いになっていないか
3番目が実務で問題になります。「東京都」と「東京」が混ざっていると、別の項目として集計されます。元のリストの入力が揃っていない場合、生成されたダッシュボードも揃いません。整えるのは元のリスト側です。
同時期に入った関連する変更
この時期、SharePoint側のCopilotには他にも変更が入っています。あわせて確認しておくと使い分けの判断がしやすくなります。
- SharePointの内容からOffice文書を作る — 空のファイルから始めず、既存のページやリストをもとにWord・Excel・PowerPointを生成する
- 組織のストアからプラグインを使う — 組織で用意した拡張を利用できる
- 既定で有効になる範囲の拡大
3番目は「気づかないうちに使える状態になっている」ことを意味します。組織として利用のルールを決めていない場合は、先に決めてください。
この記事で確認できていないこと
公式の告知本文をこちらで直接確認できなかった項目があります。次は各自でご確認ください。
- 必要なライセンスとプラン
- 作成したダッシュボードの保存場所と共有の手順
- 対応しているリストの種類や件数の上限
- 提供が開始されている範囲 — 段階的な展開の場合、まだ表示されないことがあります
画面に機能が出てこない場合、対応していないのではなく、まだ順番が回っていないだけのことがあります。組織の管理者に、提供状況と設定を確認してください。
FAQ
作ったダッシュボードは自動で更新されますか?
開いた時に元のリストから反映されるとされています。書き出して作り直す方式と違い、更新のたびに作業する必要はありません。
Excelのファイルからも作れますか?
ExcelやCSVからも作成できるとされています。ただし、こちらで公式の告知本文を直接確認できていないため、詳細は公式情報でご確認ください。
権限の設定はどうなりますか?
元のリストと繋がっている以上、リスト側の権限が関わります。共有する前に、見せたくない列が含まれていないかを確認してください。
時点を固定した資料として使えますか?
向きません。開くたびに最新の内容が反映されるため、「◯月末時点」として残したい場合は、その時点で別の形に書き出してください。
関連ページ
この記事の情報について
Microsoftの告知と、当該時期の報道をもとに整理しました。公式の告知本文をこちらで直接確認できなかったため、ライセンス・保存場所・上限などの詳細は含めていません。導入の判断前に、必ず公式情報をご確認ください。
出典: Microsoft Community Hub(2026年8月8日確認)
このページは非公式のガイドです。機能・対象プラン・提供範囲は変わる可能性があります。